煙突不要の薪ストーブはないの?
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あります。ただし、排気ファンをつける必要があります。排気ファンも50Wなどの低電力で済むタイプもあるので、高価な煙突施工をしなくても薪ストーブを自宅に設置できる可能性があります。スギなどの針葉樹はタールやクレオソートという成分を多く含んでいるため、煙突のスス詰まりが非常に早く、煙突掃除も頻繁にする必要が出てくるのでおすすめできないのですが、なんとスギなんかも燃やせるます。工事費の目安は、60~100万円です。
煙突の設置は自分できるの?
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薪ストーブの煙突は、非常に重要なものです。 煙突の付け方しだいで、ストーブの燃焼率や寿命が大きく変わってしまうこともあります。薪ストーブ専門業者に依頼することをおすすめします。 「どうしても自分で薪ストーブを設置したい」「以前使っていた煙突を再利用したい」などの理由で設置工事を必要としない場合は、念のため薪ストーブ専門業者に相談して下さい。煙突の設置の 注意点は、たくさんありますが、具体例を1つだしましょう。
☆煙突を曲げたい
何らかの理由で煙突を真っ直ぐに伸ばすことが困難な場合は、一度壁を貫通し外に出してから上へ伸ばす設置方法がとられます。日本の住宅で一番多い設置方法が、この壁を貫通させて屋外の壁に這わせる壁出しの煙突です。この横に這わせている煙突があることで、ドラフト(上昇気流)の効果は多少落ちてしまいます。上昇したがる煙を無理やり横へ流すからです。この場合は、さほど禁止とされているレベルではありませんが、煙にとっての抵抗がある状態なので、屋外の真っ直ぐ伸びる煙突の長さを長めに取ることが必要になります。
早く薪を乾燥させたい
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薪ストーブで使う薪は生木のうちに早く割るのが基本です。時間が経ち、乾いてしまうと非常に割れにくくなります。 保管のときの注意事項としては、「薪を積み上げるときに、割った面を上に向ける」、「塩ビやトタン等で薪が雨が当たらないようにする」、「風通しのよい所に置く」ということです。こうすれば、薪も比較的早く乾いてくれるはずです。物置や納屋など、密閉されたところは乾きにくいです。日光が当たるに越したことはありませんが、陽あたりを犠牲にしてでも風通しの良いところを選んでください。もし冬の間に割って木枯らしに当てることができれば、乾燥を急速に行うことができます。